天狗岩丁場跡苑路

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香川県小豆島郡小豆島町

国指定史跡

この丁場跡は、近くの豆腐石丁場、八人石丁場など五丁場とともに、江戸時代初期（１６２０〜２９）徳川幕府による大坂城修築の際、筑前福岡藩主黒田長政・忠之父子によって採石された所です。現在、国指定史跡となっており、今なお千六百余箇の残石が確認されています。しかも、この丁場跡は、地区内六ヶ所の丁場跡の中心をなし、高さ約１０ｍ、長さ約１７ｍ、巾約５ｍの天狗岩（種石）といわれる大自然石を囲んで６００余箇の種石、角取石、そげ石等が累々と重なり、あるいは、苑路途次の山中に散在しています。断面には刻印を確認することができます。

（看板引用）