大阪城石垣石切丁場跡

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香川県小豆島郡小豆島町

国指定史跡

大坂冬、夏の陣によって徹底的に破壊された豊臣秀吉築造の大坂城は、徳川二代将軍秀忠、三代将軍家光の命で西国大名六十四家(延べ百六十四家)によって大規模の改築がなされた。元和六年より寛永六年(1610〜29)までの間に、三回の工役によって完工した。当、岩ヶ谷の石丁場は、築前福岡藩主黒田築前守長政、忠之父子が採石したところである。現在、南谷、天狗岩、豆腐石、八人石、亀崎の五丁場およびそれらに附属する磯丁場があり、そこには積み残された「角取石」「そげ石」等、いわゆる築城残石総計1,612個が残存する。とくに巨大な角取石には、十センチ前後の石矢の痕等々、四十数種の刻印が施されており、現在大坂城石垣石の刻印と符号するものもある。黒田藩は採石後も番人を派遣して、この地の年寄役とともにこれらの丁場を管理させた。

(看板引用)

大阪城石垣石切丁場跡

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